交代養育のリズム:1週間交代、2-2-3、2-2-5-5、どれを選ぶか
交代養育の三つのリズムは、どれも14泊のうち7泊を両親それぞれに与えます。違うのは滞在の長さです。1週間交代なら7泊連続、2-2-5-5なら最長5泊、2-2-3なら最長3泊です。どれが合うかは、家を移ることがご家庭にとってどれだけの負担になるかで決まります。
公開日 2026年8月9日 · 更新日 2026年10月1日
「交代養育」と聞くと、ほとんどの人は1週間ずつ両親の家を行き来するイメージを思い浮かべます。これが最も一般的なリズムです。 ほかにも2-2-3と2-2-5-5という二つのリズムがよく使われ、どちらも同じ時間を両親で分け合いながら、子どもにとっては全く違う体験になります。
交代養育のリズムを表で比較
どのリズムも、一つの周期全体で見れば両親に半分ずつの泊数を与えます。違いは、最長の滞在日数と家を移る回数です。
| リズム | 周期 | 最長滞在 | 月あたりの引き渡し回数 |
|---|---|---|---|
| 1週間交代 | 14泊 | 7泊 | 約4回 |
| 2週間交代 | 28泊 | 14泊 | 約2回 |
| 2-2-5-5 | 14泊 | 5泊 | 約9回 |
| 2-2-3 | 14泊 | 3泊 | 約13回 |
1週間交代
両親それぞれの家で7泊を過ごし、引き渡しは金曜日の下校時や日曜日の夜に行われることが多いリズムです。 移動が少なく、学校生活が週の途中で分断されず、カレンダーを見なくても覚えていられます。 多くの取り決めでは 偶数週・奇数週 という形で定められますが、2026年のような53週ある年は少し注意が必要です。
弱点はシンプルです。7泊もの間もう一方の親に会えないのは、4歳の子どもにとっては長く、2歳ならなおさらです。
2-2-5-5のリズム
それぞれの親が毎週決まった同じ曜日の夜を担当し、週末はその前後の日と一緒に交代します。2週間で見ると次のようになります。
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1週目 | A | A | B | B | A | A | A |
| 2週目 | A | A | B | B | B | B | B |
月曜日と火曜日は常にAの家、水曜日と木曜日は常にBの家です。 だからこの名前になります。2泊、2泊、そして5泊(金曜日から火曜日まで)、5泊(水曜日から日曜日まで)という構成です。 水曜日や月曜日の習い事はいつも同じ親が担当するため、段取りがかなり楽になります。 2-2-3から1週間交代への移行段階として使われることが多いリズムです。
2-2-3のリズム
2泊、2泊、3泊で、翌週は順番を入れ替えます。
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1週目 | A | A | B | B | A | A | A |
| 2週目 | B | B | A | A | B | B | B |
どの滞在も3泊を超えません。幼い子どもに最もよく提案されるリズムであり、大人にとっては最も負担が大きいリズムでもあります。 月に13回の引き渡し、そのたびに荷造りが必要で、学校が変わらず朝の時間が延びないくらい二つの家が近いことが前提になります。
2週間交代
1週間交代と同じ考え方を引き伸ばしたものです。二つの家が遠く離れていて、引き渡しのたびに何時間もの移動がかかる場合や、 親の仕事が長いサイクルで動いている場合によく見られます。2週間もう一方の親に会わずに過ごせるくらい子どもが成長していること、 そして両親がこまめに近況を伝え合うことが前提になります。
どう選ぶか
泊数の合計ではどのリズムも優劣がつきません。すべて同じだからです。決め手になるのは、 実生活において家を移ることがどれだけの負担になるかです。距離、下校時刻、仕事の時間帯、子どもの年齢、 そして家を移る適応力です。近所同士の2-2-3は、40キロ離れた場所での1週間交代より子どもへの負担が軽くなります。 逆に同じ2-2-3でも40キロ離れていれば、すぐに無理が生じます。
イネスとポールの例を見てみましょう。3歳の娘がいて、二人のアパートは徒歩10分の距離です。 最初は2-2-3で始めました。娘がどちらかの親から3泊以上離れることがないようにするためです。 年長クラスに上がると、2日ごとの荷造りが娘も含めて家族全員を疲れさせるようになり、2-2-5-5に切り替えました。 これにより水曜日は常にポールの家で過ごせるようになりました。7歳頃には、1週間交代への移行を検討するかもしれません。
子どもの年齢はどう関わるか
フランスでは、交代居住(résidence alternée)に最低年齢を定める法律はありません。 民法第373-2-9条はこれを年齢の下限なしに認めており、第373-2-11条は裁判官が考慮すべき基準を挙げていますが、 年齢だけを単独の基準とはしていません。目安として最もよく見られるのは(規範ではありません)、 3歳未満では短い滞在、3歳から6歳では2-2-3や2-2-5-5、それ以降は1週間交代というものです。 乳幼児についての詳細は 赤ちゃんや幼児の交代養育 をご覧ください。
思春期になると事情は変わります。習い事や友人関係、本人の意向がより重視されるようになり、 多くの家庭では書面上の取り決めを変えないまま、実際の運用を柔軟にしています。
リズムを変える
3歳の子どものために選んだリズムを、15歳になるまで維持する必要はありません。 変更を長く続けるつもりなら、書面に残しましょう。両親双方が日付入りで署名した合意は、 2年後にそれぞれが違う記憶で語る「習慣」よりもずっと確かです。判決と同じ効力を持たせるには、 裁判官の認可を受けた合意書(convention homologuée)という形を取る必要があります。 その仕組みについては 交代養育の仕組み で説明しています。
Nestidoでできること
私たち自身の予定管理のためにNestidoを作りました。アプリには7種類の選択肢があります。 1週間交代、偶数週・奇数週、2-2-3、2-2-5-5、「隔週の週末」、「偶数週末 / 奇数週末」、あるいは泊数をご自身で指定するカスタムサイクルです。 開始日を決めて一度設定すれば、以降の月は自動的に埋まっていきます。リズムを変更しても、すでに確定済みの滞在予定はそのまま残ります。 年間を通した状況を確認するには 揉めずに泊数を数える方法 をご覧ください。